「シュヴァルの理想宮」


Le Parais Ideal du Facteur Ceval
シュバルの理想宮


フランスには不思議名所が色々とありますが、
食の都リヨン郊外にある、
この“シュヴァルの理想宮”は
「ココは本当にフランス?」と思わせる
不思議な場所です。



建築家の安藤忠雄さんが若い頃に訪れ、
感銘を受けた場所として知られ、
若い建築家たちが大勢訪れるそうですが、



何が、そんなにすごいかと言うと
実はこの理想宮、
郵便配達人のシュヴァルさんが
ある日、道でつまづき、その石を掘り出し、


それがきっかけで、
この理想宮を一人で作りあげます。
そんな、嘘のような本当の話があるのです。



シュヴァルさんがつまづいた年(笑)の1879年に制作を始め、
その後33年もの歳月を経て完成させます。




ものすごい、根気ですね!!


でも、本人はとても楽しかったのでしょう。
なぜなら、この理想宮が出来上がった後、
7年かけて、彼はもう一つ小さいものを作り上げています。




「好きこそ物の上手なれ」


もう、そうとしか言いようが無いですね。


しかも、今ではフランス政府により
国の重要建造物に指定されていますが、
当時の人々には、かなり変人扱いされていたそうです。



馬鹿と天才は紙一重

理解の無い人の意見を気にせず、
今日も皆さん、頑張ってこ!!