「発想のスパイラル」

昔見たテレビのドキュメンタリーで
どこかの社長さんが


「1人の人間が、
2つの仕事を同時にこなし、その間に
3つのアイディアを練る」


そして一つの仕事が終わった時に、
すぐ、新たな仕事に取り掛かれるように
アイディアを煮詰めて、
取り掛かれるように準備しておく。


それが仕事をする上での
基本スパイラル。


ということを言っていました。



はじめ、それを聞いたとき、
「そんなに沢山のこと一度にできない!」
と、思いましたが実はそんなことはないのだと
今、仕事をしながら思います。


なぜなら、
アイディアは自分で出さないと
いけないわけではないから。



実際のところ、
今まで私が見つけたアイディアは
全て社員さんたちとの会話から生まれています。


彼らの仕事の内容を聞きながら
発見したアイディアもあれば、


彼らが私に気付かせてくれた
アイディアもあります。


どちらにしろ、複数の人と
アイディアを広げて想像して、構築していく
作業はとても楽しいものです。



誰かが吐き出した何の変哲もない丸い物体に
誰かがお花の種を植えてくれ、
誰かが雨を降らして成長させてくれる。


入れ替わり、立ち代り
皆さんそれぞれ、持っているものを
分けてくれる。そんな感じに
アイディアは膨らんでいきます。


そんな過程が超エキサイティング。